何不自由ない結婚生活をおくる貞淑な若妻が、抑圧された性欲を解放すべく、夫に隠れて昼間に体を売る話。
初っ端からアブノーマルな展開に驚いた。
この時代からすれば、かなり過激な作品だったのでは?😳
内容はそのような感じだが、カトリーヌ・ドヌーヴの気品溢れる存在感により、下品には感じなかった。
やはり凄い…!
きっと主人公は、「女性は性に対して積極的であるはずがない」という社会通念により、抑圧されていたのだろう。
そんな彼女の精神状態が、妄想と現実、意識と無意識を行き来するなかで垣間見えたのが、興味深かった。
中盤から失速した印象。
ラストもよく分からなかったが、かなりブラックなテイストで何となく好きだった。