ゆい太郎

昼顔のゆい太郎のレビュー・感想・評価

昼顔(1967年製作の映画)
3.6
 現実と回想と白昼夢が混乱すると映画紹介本に書いてあって、その通り混乱した。以前、何年か前にも観た事があったが、あまり覚えていなかったので再鑑賞。混乱しつつもセレブの人妻が欲望を叶えていき、変態な男が数人登場する話だったような気がして顰めっ面で観ていたが、フレンチ流厨二病全開の殺し屋が出て来てストーリー全て思い出した。やはりあの金歯は強烈な印象。エナメルのブーツ、孫の手ステッキに仕込みナイフ、ワカメみたいな髪型と鋭利な青髭と赤いタラコ唇…。個人的には脚本よりキャラ勝っているという印象の映画。
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