カトコウ

昼顔のカトコウのレビュー・感想・評価

昼顔(1967年製作の映画)
3.8
うちの母親世代に親しまれた伝説的な美女
カトリーヌ・ドヌーブが
貞淑な妻でありながら自分でも気づいていなかった欲求や好奇心に導かれ
昼の娼婦昼顔となる女性を演じる

彼女の欲求や心情とともに物語の隠喩や比喩が彼女の夢となってシーンとして描かれ
現実でも馬車の鈴の音など
いわゆるフランス映画によくある芸術的な表現めいたシーンが散在するが

なぜかいつものフランス映画ほど違和感なくすんなりと見ることができて楽しめた


まぁ個人的には少なくともこの作品のカトリーヌさんは好みではなかったので
はぁ、確かに美人さんですねくらいにしか思わなかったわけだが

それより日本人らしきアジア人が昼顔の娼館に客としてくるのだが
せめて話す言葉くらいは中国なのかどうか判別つかない言語話してるというのは…ちょっと手抜きなんじゃないかと
珍しく狭量な感想を持ってしまった
カトコウ

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