Kirisshy88

昼顔のKirisshy88のネタバレレビュー・内容・結末

昼顔(1967年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

性的倒錯癖があり不感症気味の奥様が娼婦になることで欲求不満と夫との溝を埋める物語。この設定自体に特に意外性はない。様々な男との間で展開されるプレイ内容も予測可能で予定調和的。映画としてリズムがファミリードラマのように単調でBGMもなく、映像美も特に工夫がないため退屈極まりない。多少の笑いもあるが全体ではコメディとシリアスのどっちつかずで半端である。奥さまの幾つかの妄想シーンと侯爵の館の雰囲気くらいが評価点。
監督は映画草創の巨匠であるが、この年代ではもはや時代遅れの監督である。奥様よりも観ている私が欲求不満になってしまった。二度と観たい映画ではない。
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