Moeka

昼顔のMoekaのレビュー・感想・評価

昼顔(1967年製作の映画)
3.9
女性の秘めた性の解放や倒錯を描いているようにも見えて実は健気かつアブノーマルな純愛を描いている作品に思える。ただ幻想が現実を徐々に蝕んでいく様がこちらは快感を感じると共になんともいたたまれない気持ちになる。エロティシズムはどこか死への衝動と結びついていると実感させられる作品でもある。フランスらしい絶妙な言葉遊び、今話題のmetooへの考え方もフランスとアメリカはそりゃ違うだろうと改めて思った。
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