カトリーヌ・ドヌーヴという女優だからこそ成立する物語のような気がする。例えば娼婦として働く「昼顔」の表情には貞淑さと猥雑さがあって、魔力のようなものまで感じさせる。物語の中では妄想と現実ははっきりと…
>>続きを読むこの時代にこの内容、流石フランスという所感。
1960年代の作品とは思えないほどの美術、ドヌーヴの着こなすサンローランの服の数々。
冒頭シーンがラストシーンへと繋がる構成は素晴らしい。また、夢と…
このレビューはネタバレを含みます
「忘れられた人々」という映画を観て以来、この監督のその他の映画も観たくなり、有名な今作を鑑賞。
・ルイス・ブニュエル監督作。1967年の古い映画。
・主演、妻役にカトリーヌ・ドヌーヴ。
・カメラワー…
カトリーヌ・ドヌーヴが無表情の怖い人形ちゃん。足で蹴ったらポキって折れてしまいそうなくらい、中身が空っぽのような感じ。妄想と現実が混じって、ラストシーンはえっ…っていう、残酷さ。崖から90度ぴゅいー…
>>続きを読む