だすぷーちん

かしこい狗は、吠えずに笑うのだすぷーちんのレビュー・感想・評価

4.3
スクールカースト最下位ランクにして、顔面偏差値40の動物好きなJKプーさん。同じくカースト下位だが顔面偏差値65の闇深い同級生イズミと付き合い始めて、闇堕ち!酷い目に遭う!

     ※ ※

これぞ、サブスクで楽しめるびんぼ臭い低予算邦画の名作の一つ。びんぼ臭いからといってだすちーは差別なんかしたりしません、区別はするけど。

ハリウッドから、ジェットを仕立てて12時間はかかりそうな「DUNE砂の惑星」の舞台の大砂漠じゃなくても、池袋や押上から東武電車で30分で辿り着ける埼玉ローカル臭が香ばしい、越谷か朝霞辺りかというのどかな場所でも面白い映画は撮れるという事です。

要は、クリエイターのオツム次第なのです。

それこそ、「復活の日」のように、大スターの人件費と不必要な特撮に予算を無駄にじゃばじゃば使って謎大作を作り上げる故某有名監督、大手映画会社の真逆を行くスタンスって決して悪くはないです。

あらすじは前述の通り、クラスの弄られ担当の女子二人がひょんなことから仲良くなる訳ですが、やはりその中でも主従関係が自ずとでき上がり、ボスの乱心に心を掻き乱される、主人公プーさん。

色々と酷い目に遭い、やがてはミイラ取りがミイラに……というホラーの王道を行く物語はとても面白いのです。

あまり期待させて、ガッカリさせてもアレなので、ここまでにしておきます、まあ、おススメ。
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