じーつー

かしこい狗は、吠えずに笑うのじーつーのレビュー・感想・評価

2.5
青春から急にホラーへ、映画ファン賞を受賞した青春ドラマ。
急に一変する展開に印象に残る台詞の数々、150万で作ったとは思えないクオリティに驚きました。


ルックスが原因となって、孤独な毎日を強いられてきた2人の女子高生が育む絆とその驚異の行方を見つめる。
メガホンを取るのは、テレビドラマ「アザミ嬢のララバイ」の脚本なども手掛けた新鋭渡部亮平。

この作品を作るセンスと、またそのあとの舞台挨拶での漂々とした感じといい、面白いなと思いました。発想に大喜利っぽさがあって好きです。

とはいえ、この『かしこい狗は、吠えずに笑う』も、長編なのにダレずに見ることができたので、その脚本力や映像力はすごいなと感じました。
間の使い方がうまく、雰囲気がある映画を撮る人だなと思うので、次回作が楽しみです。

うるせぇ!エビ食ってんだよ!