【後継】
今日から6月30日までの限定公開。
福島県の山奥に位置する630人の檜枝岐村(ひのえまたむら)。
そこに伝わる伝統芸能檜枝岐歌舞伎に迫ったドキュメンタリー映画。
後から見れなくなりそうな作品は鑑賞する派なので観た。
村に住んだこと自体がないので各村の風習等はよくわからないが、(村八分にならない限り)、子どもも親も垣根なく暮らせるいい環境なんだろうなと思う。
前半は檜枝岐歌舞伎がどんなものかを観せてくれた上で、後半は伝統の歌舞伎を必死に後世に残していこうとする「しょういちさん」の視点を軸に中学生に指導する場面が描かれる。
中学生たちも慣れない言葉や仕草に戸惑いながらも必死に練習をする風景が子供らしくて良いと思った。
あとは高校がないという村なのに、小学生や中学生が比較的多くいることに驚いた。
監督によればコロナウイルスは、今年の奉納檜枝岐歌舞伎にも影響しているそうだが、伝統を護っていければいいと思うし、いつか自分も観てみたいと思った。
2020.4.28
