映像の色合いに魅せられた。
恐れたものはキューバ危機ではなく大事な何かが壊れる事だったのか。
抑圧してきたものがはじけてしまったエル・ファニングの演技が良かった。
少し暗くはあるものの、後味は悪…
冒頭から中盤にかけてのあの感じ、女の子なら大概経験している感覚だと思う。ずっと仲良い子が居ていつも一緒で、どっちかがどっちかに憧れて。
近すぎると破滅を生む、破滅の形があまりに惨い、仕方ないの一言で…
タイトルやパッケージから爽やかな展開を予想していると、見事に裏切られる。重い・・・(笑)
その内容に反して、美しく印象的なカットの多さが目を引くが、実はそれすらも現実のえげつなさを際立たせる演出…
家族と親友、ジンジャーの世界はそれだけで幸せだったはずなのに、最愛の父と親友に同時に裏切られ、行き場のない気持ちをどこに持って行けばいいのか。
時代は1960年代、その孤独はより一層際立つけど、現代…