りんごあめ

ジンジャーの朝 〜さよなら、わたしが愛した世界のりんごあめのレビュー・感想・評価

4.3
いくら親でも親友でも、やっぱり全てを分かり合えるわけではなくて、自分を100%理解できるのは自分しかいなくて、それでも自分を守るためには多くを割り切って許さなくちゃいけなくて。最後の詩を書くシーンがとても好きだった。何もかも許すことの代償に、自分が愛していた世界に別れをつげなければいけないという現実はとても切ない。見終わったあとは決して明るい気持ちにはならないけど、もう一度見たいと思える映画だった。エル・ファニングの表情に見入ってしまった。