せーや

ジンジャーの朝 〜さよなら、わたしが愛した世界のせーやのレビュー・感想・評価

3.6
1945年、同じ時に生まれたジンジャーとローザ。ふたりは家族のような親友として生きてきたが、時代は冷戦に。
核戦争におびえ、不安な毎日を送る中、親友ローザと父親ローランドの関係が発覚。
冷戦とその中で生きる家族を描いた映画。
必死に核戦争を止めようとするも、親友と父親の問題に動揺する繊細なジンジャーが印象的。
国からの抑圧、家族からの抑圧。
このふたつはあまり変わらない。
そんなローランドの思いもわからなくはないかな…。
明日に何が起こるかわからない、そんな世の中は昔も今も変わらない。
そんなことに気づかされた映画。
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