しばた

ジンジャーの朝 〜さよなら、わたしが愛した世界のしばたのレビュー・感想・評価

3.3
家族と親友、ジンジャーの世界はそれだけで幸せだったはずなのに、最愛の父と親友に同時に裏切られ、行き場のない気持ちをどこに持って行けばいいのか。
時代は1960年代、その孤独はより一層際立つけど、現代だってもやもやした気持ちを完全消滅させれる場所はあるようでない。ジンジャーが詩を書く事でなんとかしようとしたように、自分の中で解決しないといけないのは、今もいっしょね。
サリー・ポッター最新作。
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