このレビューはネタバレを含みます
理論家のろくでなしな父親あってこそこの物語は成り立つ。とても重要な存在。
進歩主義・詩的な表現等ジンジャーの人格は尊敬し憧れていた父親に影響を受けて形成されている。
父親から受けた”自由であり従順で…
映像がものすごい好み。ローランドのヨットでクルーズするシーンはいつまででも眺めていたくなるくらい。絶妙なアングルと陽の光がジンジャーとローザの髪の毛をキラキラさせる画は美しすぎる。
1960年代の小…
会話や単語が少ないけど、
一つ一つの場面が静かに淡々としているが溢れる感情が伝わってくる
所々の切ない気持ちやどうしようもない気持ちが表現されていた
見入ってしまうストーリーや雰囲気がある
ち…
オープニングで原爆投下後の広島の映像が出てくる。その年に生まれた親友である二人の幼馴染。二人の家庭環境、考え方の違いから成長の方向にずれが起きる。親友同士の心情と思春期特有の心理と核戦争やキューバ危…
>>続きを読む映像の色合いに魅せられた。
恐れたものはキューバ危機ではなく大事な何かが壊れる事だったのか。
抑圧してきたものがはじけてしまったエル・ファニングの演技が良かった。
少し暗くはあるものの、後味は悪…
冒頭から中盤にかけてのあの感じ、女の子なら大概経験している感覚だと思う。ずっと仲良い子が居ていつも一緒で、どっちかがどっちかに憧れて。
近すぎると破滅を生む、破滅の形があまりに惨い、仕方ないの一言で…
タイトルやパッケージから爽やかな展開を予想していると、見事に裏切られる。重い・・・(笑)
その内容に反して、美しく印象的なカットの多さが目を引くが、実はそれすらも現実のえげつなさを際立たせる演出…
ジンジャーとローザの関係に徐々に亀裂が入り、それぞれが違った方向へ成長していく。ジンジャーは社会人として、ローザは女として。ただ、幼いジンジャーに降りかかる様々な事件が彼女を確実に弱らせていく。それ…
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