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ゲームの規則のYのレビュー・感想・評価

ゲームの規則(1939年製作の映画)
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ジャン・ルノワールの映画を見るのは初めてで、難解で眠たくなっちゃう映画だと勝手に食わず嫌いしてたのだけど、めちゃくちゃおもしろかった。

オムニバス的に繰り広げられる様々な人間関係はどれも滑稽で、最後は悲しい結末なのだけど、忘れてしまうほどにその可笑しさが頭に残っている。

貴族の暮らしはこんなものなのかと驚くけど、恋愛をゲームのように面白おかしく楽しんで、それぞれがそれぞれに正義を持っているというのは、僕らも同じものだと思った。
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