とり

エアポート ユナイテッド93のとりのレビュー・感想・評価

エアポート ユナイテッド93(2006年製作の映画)
3.7
邦題どうなんですかこれは。
エアポートシリーズみたいで、911テロを扱う映画としてはちょっとふざけてる気がする。
パニック映画と言えなくもないけど、やっぱりなんか違う・・・。
本作は予想してたよりずっとよくできてました。
93便ものとしては「ユナイテッド93」が有名だけど、こちらもなかなか健闘してます。
類似品がいっぱい作られてるみたいなので、それぞれ比較しつつ観るのもいいかも。
実際の通信の状況から想像しての再現ドラマみたいな感じだから、微妙に違ってるところがあったり、解釈の違いがとても興味深い。
本作では唯一の日本人犠牲者の男性が搭乗時に映っただけで、あとはその他大勢と化してました。
犠牲的精神を発揮するリーダータイプのアメリカ人は見たまんまなキャラ。
自他ともに認めるアメリカ人の姿って感じがしますね。
ひとつ気になったのが、隣りあわせた見知らぬ女性から携帯電話を借りて母に最後のお別れ電話をかける娘。
借りるのはいいけど、墜落寸前まで借りっぱなしかよ!
実際はどうだったのか知らないけど、すごーく気になりました。
まぁでもこの母娘のシーンはよくできていたと思う。
やっぱり個人的にはお気楽架空パニック映画のほうがいいな。
とり

とり