舞台芸術のようなセットにハッとさせられる。デジタルに移行してた当時にアナログでこんなに攻めるって、みんな騒然としただろうな
そして豪華なキャストの中でもジュリーがずば抜けていい... 退廃的なジュリーのパートだけでお腹いっぱいになれる
当時見てたら絶対ジュリーのファンになってた
対して緒形拳はギンギラすぎて三島由紀夫の脆さみたいなものを潰しちゃってる感があった、黄色を赤で塗りつぶしちゃうように。
生を純粋に追い求めるほど死に近づく
急にボディービルディングを始めたり、三島由紀夫は確かに滑稽に見えただろうし、本人もそれは分かっていたと思うけれど、純粋すぎた結果なのかな
純粋って怖いけど、あんまり不純なのも困るし、不純なのに純粋だと思い込むのが一番良くないし。難しいね〜
もうそろそろこの映画日本でも配給してもいいんじゃないでしょうか!!(一応見れるけど、正規ルートで観たい!)