ぷち

サイド・エフェクトのぷちのネタバレレビュー・内容・結末

サイド・エフェクト(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

製薬会社ファイザー、イーライリリーの薬害和解金の話をサラッとした後に、新薬を試してもらう医者をランチと美味しい報奨金ともに、お願いするシーン
ランチに参加しても断る医師もあり、深く考えず軽く引き受ける医師もある
専門家でありながらあまり熱心には副作用を調べないし、患者に何があっても患者が決めた事だからと無頓着
どいつもこいつも信用できず悪い奴ばかりな中で、ゲームに勝ち抜くように社会的信用や家族を取り戻す精神科医(ジュード・ロウ)
たまたま主人公(ルーニー・マラ)が相当なくわせ者であり、副作用が演技で精神科医や製薬会社は無罪放免ではあったものの、とても信頼できない職業とその業界の姿勢、💊害というテーマ
そのせいか
精神科医。国によっては冷たく扱われたり、応援されたりする温度差
西洋医療信仰の洗脳度の違いなだけ

仕返しへの手段として
医師という立場を利用し、威圧的に患者を追い詰める精神科医(ジュード・ロウ)の嫌なやり方に、ドン引く

ホッとできる本物の愛は、あまり感じられない、いつも相手から得られるものは何かを天秤にかけるだけの希薄な人間ばかり

目的のためには、周到に策を練り、周囲を騙し切る程の演技もして罠にかける
物語としては面白いけど、誰にも共感できないし、何も嬉しいものが残らない、考えさせられる映画だった
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