悪を許容する人間は頭が悪い。
金融市場での株価操縦なんて、常に新聞のニュースになって世間を賑わしてる。
まあ、頭の良い悪が考えることは常に一緒。
「如何に楽して儲けるか？」
が主題。
実はそこにこそ落とし穴が潜んでることを理解していない…。
何か出来事が起こると、
「何故？」
「どの様に？」
「どういう流れで?」
「どうなった？」
が必ずその出来事に対する判断の対象になる。
そして大事なのは、
「どうなった？」
の部分をよく精査することだ。
この場合の株価操縦なら、それで極端に利益を得た人物がいれば、株に関する関係性を精査されるだろうし、さらには人間関係まで調べられるだろう。
いずれにせよ、その出来事に関与していたなら必ず何かしらの足跡が付く。
いつか必ずバレてしまう運命にある。
そういう意味では、とてつもなく頭が悪いしリスクが高いと言えるだろう。
普通の何気ない出来事でも同じだ。
「何かがおかしい…。」
「ちょっと変だぞ。」
そういうことには必ず、何かが潜んでる。
無頓着になり、ぼんやりしてると見落としてしまうことが多いが、そんなことは世の中にはたくさんあるはずだ。
出来事には必ず多面性がある。
一つの側面だけを見ていると騙されてしまう可能性が高い。
よ〜く、よ〜く観察してあらゆる推測をして利害関係を把握して出来事を理解しないと、その出来事の本質は分からない。
しかし悪を許容する人間は、悪で利益を得てもさらなる悪を惹きつけて、悪のスパイラルに陥ってしまうことに気が付かないのだろうか？
やっぱり頭が良いとは言えないかな…。
キャサリン・セタ・ジョーンズさん、どんな役も高水準にこなすね…。
顔も素晴らしいけど、ほんと実力派大女優だと思う。
