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42〜世界を変えた男〜のぉゅのレビュー・感想・評価

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)
4.1
2023年 鑑賞 23-96-18
NHK BSプレミアム にて
「ロック・ユー!」「レジェンド 狂気の美学」等のブライアン・ヘルゲランド監督・脚本による、アフリカ系アメリカ人初のメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマンさん)を描いた伝記作品。タイトルの「42」とはロビンソンが付けていた背番号で、現在アメリカ・カナダのメジャーはもとより、マイナーリーグ、独立リーグ、アマチュア野球に至るまで全ての野球チームで永久欠番となっている。

ー 黒人メジャーリーガーの夜明け ー
故・チャドウィック・ボーズマンさんが亡くなられた日が偶然にも、コロナショックのため延期された、野球のメジャーリーグ全チームの全メンバーの背番号が「42」になる、ジャッキー・ロビンソンデーだったという事を聞いた私。凄く気になっていた数年前、やっと鑑賞できる!ああ神様、仏様、ジャッキー・ロビンソン様ぁぁぁぁ...

戦後からのメジャーリーグの歴史。もちろんメジャーにも人種問題もあって... 、「真実に基づく物語」、ドジャースでの決断(日本人初のメジャーリーガーもドジャースだったし、先見の眼がある)、まさかの盗塁での得点!、「奴はどこから?」「カルフォルニア」「クソ生意気だぜ」、白人専用のトイレと「ガソリンはよそで入れる」、「ジャッキー・ロビンソン?」「あんたは?」、「1つだけ聞く 怒りを抑えられるか?」、「やり返さない勇気」を持つ選手と優れたプレー「君が戦いに勝つ方法は2つしかない 立派な紳士であり 偉大な選手だと示すことだ」

“もし僕にユニフォームをくれるなら... もし僕に背番号をくれるなら... 勇気で応えます”
ジャッキーとレイチェル(ニコール・ベハーリーさん)の電話での会話が刺さった!「結婚してくれるか?」の後のガッツポーズ最高!、結婚式のシーンもいいっ!泣いちゃう... 私も歳取ったなぁ、ウェンデル(アンドレ・ホランドさん)とジャッキー夫婦の初対面、リッキー(ハリソン・フォードさん)のジャッキーへの手厚い尽力や手回しと圧力、「善き人々の時代は来る」と英雄、ジャッキーの打席と観客(白人)のブーイングと少年の願い「神様 ジャッキーの力を奴らに見せて お願いです」、ヘッドスライディングのシーン最高!、ボークとナイスラン、黒人メジャーリーガー反対の白人たちとジャッキーとウェンデルのとった選択、ジャッキー夫婦に近づいてきた白人男性の言葉と私の涙、リッキーら黒人に優しい白人の言葉が最強!、「何をやるかです」と「どんどん走れ」、走り出す電車とジャッキーのあら行動と走り出す野球少年... これが彼を英雄と称したことの具体的な実例なんだ!

“真剣勝負なのは君だけじゃない” “すまなかった いつも支えてくれて感謝してる 妻やリッキートイレ同様に”
気持ち悪い感じとおめでた、ホームランと 超人的、自分の子どもへの誓い、ジャッキーの一塁手の特訓と嘆願書とリッキー&レオ監督(クリストファー・メローニさん)の怒り、ウェンデルとジャッキーの車中の会話が刺さる「(いつも支えてくれて感謝してるが)困惑してる 誰かに依存したくないんだ」、頑固な奴とある選択、レオ監督のスキャンダルと監督解任、ジャッキーのドジャース入りと背番号「42」、誤審と罵倒と危険球と耐えるジャッキー... プチっと行きかけるが... 、リッキーはこう言う「人々の期待を裏切ってはいかん 彼らは君を信じ 尊敬し 必要としている 君が戦えばチャップマンのせいではなく 未熟な君が悪いと言われ メジャーを追われる」、差別を受ける気持ちとイエスのように一人で耐えろとチームのために打て・走れ・得点を、背番号12のスタンキー(ジェシー・ルケンさん)の取った行動がジャッキーを変える!、当たりぞこないでもヒットと塁に出たジャッキーは盗塁で(エラー問題あり)一気に三塁へとホームベースを踏みとあいつの笑顔と「ありがとう」と... もう涙で画面見れねぇ...

“神は野球を好きだと思うか? 君もいつか神の許へ 「なぜロビンソンとの試合を拒んだか」と聞かれ 「黒人だから」と答えたら 神はお喜びにならんぞ!”
「世の中は変わる 俺も変わります」、ホテル拒否と内輪揉めの喧嘩、あいつとグランドでの和解写真、まさに危険球とチームの怒りで乱闘寸前、「彼らは無知なんだ」、脅迫手紙の束、やっぱりブーイングの嵐とq「野球をやりたいだけ」と「礼を言う」、少年の「●●ー」という差別的発言は大人のよりも私の心を苦しめた... 周り見て途中参加だったからより来た... 、シャワータイムと不快にさせたくない思いとチームとして、大事な試合でジャッキーはスパイクを踏まれ倒れ...

ジャッキーの勇敢な行動が世の中を変え、みんなを野球をより好きにさせた!やっぱり彼には神が与えた忍耐力や不屈の心と野球の才能を与えていたのだろう!が、彼を一番強くさせた思いは “野球をしたい”という思いだったんだろう!とにかく胸高ぶったし、感動で泣きまくったし、不当な発言に怒り悲しみ... 家族や友やチーム/仲間/上司に感謝だ!

「まだどの選手か どこの誰かもわからん だがじきに現れる」

「君の成功を祈る 俺らはそう願ってる 才能のある奴にはチャンスも公平に それじゃ」

「何を信じようと関係ない “何をやるか” です」

「好かれなくてもいい 敬意を払われなくても構わない 僕には自尊心がある でも自分には負けたくない 今日危うく負かされそうになった」

「全員が42番を着れば違いが分からない」

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