1990年代の映画を観たような錯覚に陥った。チャドが主演なんだからそんな古いはずがないのに、音楽もストーリーラインもあの年代の懐かしい匂いがした。
最初の一人目の凄さ、偉大さをしみじみ感じた。メジャー初のアフリカ系選手ジャッキー・ロビンソン。ジャッキーを加入させたドジャースGM、ブランチ・リッキーも同じく最初の一人目。
「やり返さない勇気を持つ選手になるのだ」二人が初めて会うシーンが胸熱。名脚本家ブライアン・ヘルゲランド、さすがの決めゼリフ。
「42」がメジャー全球団共通の永久欠番ってことも、毎年4月15日には、敵も味方も背番号「42」を付けてプレーすることも知らなかった。これ以降、世界は人種の壁を越えて平等な世界になりました・・・とはならない現実の複雑さよ。