このレビューはネタバレを含みます
【好きなセリフ】
ザック「世界は問題だらけだけど、たまには笑わないと。」
生徒会長で学校一のイケメンのザック(フレディ・プリンゼ・Jr.)は恋人のテイラー(ジョディ・リン・オキーフ)に突然振られてしまう。そのショックがあるにもかかわらず強がるザックに友人のディーン(ポール・ウォーカー)は学校一冴えない女子をプロムクイーンにできるか、という賭けを持ちかける。そのターゲットに選ばれたのが他人を避け、一人でモダンアートに没頭しているレイニー(レイチェル・リー・クック)だった。最初は単なる賭けでレイニーに声をかけたザックだったが、次第に恋に落ちていくことに気づく。レイニーとザックの関係はどうなっていくのか、またレイニーはプロムクイーンになれるのか。
Netflixでリメイクされた「ヒーズ・オール・ザット」のもととなった映画。
リメイク版もそうだが、時代を象徴するティーンの生活が映画で楽しむことができる。
プロムは今も変わらないが、スマホではなくガラケーやポケベルだったり、髪型や服装がオールドスタイルだったりと、映像の画質と合わせてノスタルジックな雰囲気が味わえる。
けど時代は違えど学生時代の恋や友人関係は今も昔も変わらないものだな、と思える映画だった。
個人的には学校一のイケメンはポール・ウォーカー演じるデューンだと思うし、レイチェル・リー・クックは「冴えない女子」を演じながらも、美人さが消しきれておらず、そのままの素材が良すぎる。メガネでもコンタクトでも可愛い。
ストーリーとしてはリメイク版の方が面白いと思うけど、俳優陣は原作の方が好きかな。