「アイハコロシアイ＝愛は殺し愛」
この舞台って、普通に小説にしたらとんでもない残酷で狂気に満ちた物語。
達観、絶望、諦念、不条理・・・・それらを越えたレベルで背徳を背負ってしまった二人。
この二人だけでなく登場人物それぞれがそれぞれの論理で愛を抱え込んでる訳。
ではそれをどう乗り越えるか。
乗り越えられずに自滅する人、裏切られる人、裏切る人、壊れる人、放置する人。
何事も立ち向かうのには勇気と覚悟と必要ね。
狂気も必要かも。
随所随所に笑いを散りばめつつ、見事なエンディングで話は締めくくり。
休憩挟みつつの４時間弱。
飽きることのない濃密な時間でした。
演劇って面白いですね。
