このレビューはネタバレを含みます
郊外の施設で麻薬中毒の治療プログラムを続けるアンデシュ。
彼は自殺願望にとりつかれていた。
リハビリも終わりに近づき、仕事の面接を受けるために外泊許可を得た彼は故郷のオスロへ向かい、友人たちと久々に…
麻薬中毒の治療プログラムを受けるアンデルシュは自殺願望を抱えながらもリハビリも終わりに近付いたことで外泊許可を得、故郷のオスロへと向かう。かつての友と再会するも話は弾まない。就職面接へ向かうもうまく…
>>続きを読む◎ 社会的に疎外されたように感じる人の気持ちを代弁してくれているように感じた。
塞がりがちな気分が解消されるわけではないが、、、鬱屈とした感情をさらに深めたい時にまた見たい!
S. Tellier…
ヨアキム・トリアーの観る
ドラッグ中毒リハビリ中で
自殺願望抱えてる34歳の青
年。ルイ・マル「鬼火」と同
じ原作でトリアー「オスロ3
部作」の2作目だそう。3作
目が昨年話題になった「わた
しは…
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母の残像、テルマ、私は最悪。と、気づけばJoachim Trierの作品ばかり観ていた。麻薬から立ち直ろうとする主人公が結局自殺に至る、夏の終わりの8月31日を描く。うまく生きてこられなかった彼を孤…
>>続きを読むヨアキム・トリアー監督の長編第2作であり、『リプライズ』と『わたしは最悪。』で「オスロ三部作」を構成する内の一本。
主人公・アンデシュがオスロの郊外の施設で麻薬中毒の治療プログラムを受ける中、休暇…
麻薬中毒からようやく抜け出しシャバに出てきたものの、その間に周りの友人達はしっかり前に進んでおり、自分一人浦島太郎のように取り残され、その人生の落差に絶望する話。
出だしが非常につまらなくてやばさ…
ただただ切ない。
「生きていれば良いことがある」だなんて言えない。
未来が見えなければ、生きられないのだと痛感した。
彼の生きる術はあるのだろうか?
苦しくて、堪らなくて、どうか安らかに向こう…