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鳳鳴 フォン・ミン 中国の記憶のkelloggsのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

友人に感想を
余りにも壮絶な体験は距離を感じてしまうものだが、すごくなかったとか言っている自分が恥ずかしい
身体に積もっていくというよりは話が河のように流れていく感覚がある

おばさんのひとり舞台
思ったよりもすごくなかった
すごいんだろうけど、もっと感情的になるのかと思ってたら、ほんとずーっと話す話す話す
何でそんなに昔のことをすごい速さで話せるんだろうと思って観てたら、自伝を出されたと
おばさまの語りは、細かい描写が多くて、次々に映像が浮かんでいくような感じ
終盤で、自伝を出版した理由みたいなものも話していて、当時反右派闘争で右派とされたのは55万人、だけれど再調査の結果認定されたのはたったの96人
おばさんは、この96人という数字も反右派闘争を立証させる為だけの数字だと
55万人以上の被害に遭われたひとの為にも記すことが必要だと感じた仰られてました
映画の構成も、ほぼ定点カメラ(おばさん引き、おばさんクローズアップ、おばさんトイレに行く引き、おばさん電話に出る引き、別部屋引き)以上
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