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アメイジング・スパイダーマン2のmegurosのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

前作描かれなかった両親の死の場面&オズコープのプルトニウム輸送車ハイジャック(何運んどんのじゃ…)と冒頭からすごいテンポ。パルパティーン卿のようなエレクトロのバトルシーンはどれも恐ろしい程に美しく、明らかに1とは意気込みが違う。

音楽にはハンスジマーを新たに迎え、アメスピ2音楽制作のためにファレルやらJunkie XLやらジョニー•マーを集めてThe Magnificent Sixを結成。EDテーマにアリシア・キーズ feat. ケンドリック・ラマー 『イッツ・オン・アゲイン』と、何が起きたのか?という状態。

※それを日本語版だと中島美嘉x加藤ミリヤ「The Fighter」に切り替えていた模様で、こっちも何が起きていたのか不明。そもそも自分だったらその仕事断る。

デイン•デハーン演じるハリーはぴったり。フェリシティジョーンズがフェリシア(後のブラックキャット)で、後にシニスター6を組織するフィアーズまで出てくるのだから、超今更だが、3もやって欲しかった。グウェンの最期にも綺麗な姿を残す自然さがあり、冒頭のグウェンのスピーチ「人間はいつか死ぬ。だからこそ誰かの言いなりになるのではなく、自分の信じるもののために生きよう」が、スパイダーマンをライノに向き合わせるという話になっていて終わり方もすっきり。

ピーターとグウェンが「人生の別の道を辿りましょう」とララランド的な展開では、デイミアン•チャゼルはこれ観てキャスティング決めたのでは?と思った。
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