ペコリンゴ

アメイジング・スパイダーマン2のペコリンゴのレビュー・感想・評価

4.1
記録。
彼こそが希望

マーク・ウェブによる「アメスパ」第二弾にして完結編。残念ながら元々構想されていた更なる続編の企画はMCUへの編成に伴い白紙に。

毎度、NWH予習の今更レビューです。

のっけからアメイジングなチャラさを見せつけるスパイダーマンことピーター。卒業式の日だってのに相変わらず悪を挫き、式には滑り込みセーフ…からのグウェンにアメイジング接吻。

うぅチャラい。チャラ過ぎる…!

そんなアメイジング卒業式を飾ったピーターだが、前作で交わしたとある約束でグウェンとの関係には煮え切らないご様子。いや、さっきめっちゃチューしてたけどね。アメイジングなどっちつかずさにちょっとイライラ。

さて、今回のメインヴィランを演じるのはジェイミー・フォックス。ワカメみたいなアメイジングヘアーとすきっ歯がチャームポイントの冴えない系オジさん。

誕生日に「ハッピバースデイトゥミ〜♫」なんて1人で歌いながら電気技師としての仕事をこなすアメイジング社畜っぷりが災いしてか、電気ウナギの水槽にアメイジング転落して電気人間エレクトロに大変身。髪は抜けたとしてもすきっ歯が治る理屈は謎アメイジング。

そんな中、オズコープ社の創業者ノーマンがアメイジング逝去。息子でピーターの親友でもあるハリーが跡を継ぐことに。

さぁさぁ今回のピーターはどんなアメイジングバトルを繰り広げるのか。そしてグウェンとの恋の行方や如何に…。

…興収的にはどうであれ、内容的には全てにおいて前作を超える良作ヒーローアクション映画に仕上がっていると思います。

スローモーションを多めに導入した緩急のある演出に加え、エレクトロの放つ電気攻撃の特殊効果が夜のNYを危なげに彩るバトルシーンはまさにアメイジング。ついでに街の被害もアメイジング。

そして鑑賞直後は好きになれなかったあの結末ですが、不謹慎ながらも今はあれで良かったんだと思えるようになりました。

ふぅ、MCU版やスパイダーバースはレビュー済みなので、これにて予習復習レビューは完了…

って、え??