スパイダーマンとしてニューヨークの人々を守り、ひとりの男性として恋人グウェンを愛する日々を送るピーター・パーカー。
しかし街を離れていた旧友ハリー・オズボーンが戻って来た事から、その生活が少しずつ変化していく。
見応えは十分にあったのですが、少し詰め込み過ぎたように感じました。
あれだけグウェンとの仲を引っ張った割には、随分と簡単に結末を迎え、僅か3ヶ月で立ち直りを見せているピーター。
その彼も今回は短時間の間の喜怒哀楽が激しかったように思います。
そしてピーターの敵となる旧友ハリーも、父親を憎んでいるにも拘らず、自らも父親同様の傲慢さを見せている。
生に対して執着し過ぎたためか、父親が反面教師にもなっていない。
ストーリー的には成人した人たちだが、内容を見ているとティーンエイジヤーとなんら変わりがないようにも感じてしまう。
映像に迫力もあり見応え十分だが、ストーリーが少し追い付いていないようにも感じた作品でした。