Ryo

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマンのRyoのレビュー・感想・評価

3.6
様々な定点カメラの長回しで、一つのシーンがとにかく長く、自分の中で咀嚼できる。
次々とシーンが切り替わる現代の映画とは全く別物。
その中でも日々少しずつ変わっていく違和感や、そのストレスが積み重なることによる変化が上手く描かれていた。
シングルマザーであるから、彼女は晩飯に悩まなくて済む一方で、その孤独さは深い。
また、エゴを押し付ける相手もいない。
そんなシングルマザーの問題について問題を投げかける。
携帯が普及した現代はまた違うのだろうか。
途中で少しうとうとしてしまった。
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