無何有郷

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマンの無何有郷のレビュー・感想・評価

-
フェミニズム映画の極北。
イギリス映画誌のベスト映画100本で1位に輝いたそうな。監督はこの撮影直前アメリカにいたそうなので、ヨーロッパ映画とアメリカ映画のあわいに位置するハイパーリアリズム映画との説明を受け上映スタート。資本主義&性差別大国出身者としては、「こちとら家事に加えて仕事介護育児産休中に資格の勉強だもんな….」と思ってしまうくらいにはネオリベの奴隷根性を持って鑑賞を終えた。あの青い照明なんなんだろ。結婚指輪、鏡台の上の死んだ旦那のツーショット(?)はたとえ旦那存命で既婚の専業主婦であっても売春相手が旦那になるだけの話なんじゃないかと思わせてくる。ラストはカタルシス ! ジャガイモ剥いてるナイフも今思えば伏線になっていたのかも
無何有郷

無何有郷