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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマンのsnufのレビュー・感想・評価

4.2
1975年の映画だから今から48年前の映画なのにすごく新しい映画のような気がする。
当時この映画はどう受け止められていたんだろう。
子どもって親を見てないようで親の変化に敏感なのが良く分かる。
日常をこなしていく中でちょっとした歯車が噛み合わなくなることで人間って生活が徐々に崩れてしまうものだと思う。
もともと無理して意に反しながら生活してなんとか保っていたのがひょんなことをきっかけに壊れていくものなんだろう。
どうすれば良かったのか。
女性が男性の支配から逃れて生きていく道がないのだろうか。
ほぼ50年前の話しだから今より余計大変だったと思う。
フェミニズムを考える上で歴史的な価値ある映画だと思う。
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