上海十月

忘れられた皇軍の上海十月のレビュー・感想・評価

忘れられた皇軍(1963年製作の映画)
4.0
2014年の感想。大島渚が亡くなったんで日本テレビ日曜深夜のNNNドキュメンタリー「反骨のドキュメンタリスト大島渚」で本作見る。NNNドキュメントは、毎週録画して気になった内容の時だけ見ている。毎回見るには、気が重い、たまに明るい話題もあるけどね。大島渚1周忌にあわせて「忘れられた皇軍」がノーカットで放送は、偶然知った。へたすると録画消去する寸前であった。この作品は、なかなか見れない作品だったのでノーカット放送は、驚いた。ラストの「日本人、これでいいのか」の小松方正ナレーションに頭を殴られたような感覚に陥った人が多いのではないか。この時代でもかなりの批判を受けただろう、しかし、大島は、マスメディアの役割をテレビマンに代り示している。今、テレビマンでどれだけの人がドキュメンタリストといえるだろうか。東海テレビの一連のドキュメントくらいか?日本テレビが今回、放送したのは、新たなる反骨のドキュメントの幕開けにするということだと期待します。
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