シャルロット・ゲンズブールが観たくなって…
放蕩に倦んだ若い詩人が、ひっそりと暮らす未亡人に恋して、
足しげく夫人の家を訪れる。
「思いを告げたら、もう訪問出来なくなるから言わない」
って、もう言ってるんですが…
これがミュッセとジョルジュ・サンドと思うと、
がぜん興味深く。
でも若者は毎日何もしてないし、夫人は人の噂を気にして、
あまり、それ感はない。
本当に人を愛した、という告白だと思うけど、
想いを確め合う(恋人になる)前までが恋愛の最高潮という、
日頃ひそかに思っていることを目の当たりにして、
切ない…
求め合っているのに、傷つけ合ってしまう二人…
ピート・ドハーティーは、フロックコートがよく似合う。
ミュッセに興味持って、短編読みましたが、
ピートを頭に描いて読むと中々しっくり来ました。