銀幕短評 (#298)
「29歳からの恋とセックス」
2012年、アメリカ。 1時間 27分。
総合評価 45点。
最近みた香港映画の「29歳問題」(#291、30点)と どこがどうちがうのだろうと観るが、取るに足りないラブコメディだ。おなじく低い点をつけよう。
主演のグレタ・ガーウィグ(美人だ、芝居もうまい。29才の文学専攻の院生の役、恋愛の幻影を求めてあちこちをウロチョロする)は、この映画があまりにつまらないので、この 5年後に 「レディ・バード」(#119、85点)をじぶんの監督で撮影したそうだ、と思う。
「ベイビー・ドライバー」(#139、73点)で書いたように、地図好きのわたしは ものがたりの舞台がどこの町か知りたくてウズウズしながら どの映画も観る。
本作では「遊園地に行こう、シックス・フラッグスへ」というセリフが出てくるので、行ったことのあるロサンゼルス近郊だと てっきり思うのだが、調べてみると シックス・フラッグスは 全米で 20ちかくもあるんですね。さてどこだろう?