ろく

大統領の料理人のろくのレビュー・感想・評価

大統領の料理人(2012年製作の映画)
2.7
舌バカなんで、あまり値段の高いとこで食べると落ち着いて食べれないという。人生で一番おいしいと思っているのはいまだに茄子の煮浸しですよ。

というわけで、みんな同じなのかも。ごてごてした料理より「おふくろの味」が好きだといこと。それは大統領もそうで。そう、主役のカトリーヌ・フロはフランスの家庭料理のシェフだけど大統領の要請で、専属料理人になるって話(実話!)

まあこの手の飯テロ映画の属性として食べ物が美味しそうに見えるはずなんだけど、前述のように舌バカなんでそれが感じない。人生でフランス料理食べたのなんて結婚式くらいですから(残念!©波多陽区)。

で、料理が美味しそうに見えないと、あら不思議、映画も楽しく見れてない。ほんと残念!フランス料理斬り!(©波多陽区)。なんとなく見てたら終わってしまった。この映画をレビューする資格なしですよ。

ただ、どうにも何も起きず、しかもあまり考える契機もないんでするっと見てするっと終わってしまった感じになっている。もう少し、入り込みたかったんだけど。

一つだけ思ったこと。2013年でも相変わらず世界は男尊女卑なんでもういい加減こんなことを映画にして訴えないといけない「世界」かと思うと嫌になってしまう。世界を集団にして「自分たち/自分たちでない」で分けるのはもういい加減やめようや。そう思って見てました。

見ていたら流石におなか減ったので、夜なのにコーンフレークに牛乳かけて……コーンフレークは夕食にならないだろ!というミルクボーイの言葉を思い出しながらもそもそもそもそ。
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