流離

大統領の料理人の流離のレビュー・感想・評価

大統領の料理人(2012年製作の映画)
3.2
Allez cuisine !

誰かに食べてもらうために料理をするのは、楽しいことでもあるし、軋轢を生むことでもあったのだなぁと、主人公のオルタンスを見ていてそう感じた。上手く立ち回る、というか、人間関係を上手にあしらうことは、彼女にとって面倒なことであったのか、もともと苦手なことであったのか、そのあたりがよくわからず、少々モヤモヤ。突っ走るばかりのオルタンスの強さばかりが目についてしまった。

南極では、オルタンスが受け入れられているようでよかった。ただ、彼女にしかわからない部分が多く、それが私には伝わらないままに終わってしまったようで、そこが残念。
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