貨物船が4人のソマリア海賊に襲われ、20人の船員を助けるために人質として連れ去られるトムハンクス船長。
の話。実話。
ソマリア海賊たちが悲しくなるほど貧しかった。
オンボロのモーターボートに乗り、痩せ細った体によれよれのTシャツ、靴も履いてない者もいる。常に苛立ち、カートをかじりながら行き当たりばったりの行動を取り続ける。
「俺たちはアルカイダじゃない」
「これはビジネスのためだ」
海賊行為のために習得したであろう英語がまた悲しい。
そしてやっぱ使ってる銃はAKなんだな。
安いし壊れにくいしメンテしやすいからな。
貨物船の救命艇で逃げる海賊たちを巨大な軍艦で取り囲んで説得をする米海軍。
これが実話だっていうんだからすごい。
そんな状況でも変わらず身代金の交渉を続ける海賊たちと、いつ殺されてもおかしくないトムハンクスの緊張に手に汗握る。
そして遅れてやってきた SEALsが救命艇の小さい窓から見え隠れする海賊たちを精密同時狙撃して全員駆除。
結果的にSEALsがいかに優秀かが分かる映画でございました(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
解放され安堵に打ち震えるトムハンクスの演技は一見の価値あり。いや、必見の義務あり。
