フラン

イップ・マン 最終章のフランのレビュー・感想・評価

イップ・マン 最終章(2013年製作の映画)
3.6
イップマンの伝記に忠実な映画
ハーマンヤオ監督による2作目の映画(大注意)


イップマンといえばドニーイェンが無双する映画だよね!!というあなたに問いたい

黄 飛鴻はご存知でしょうか?恐らく知らないでしょう。
ジェットリーのワンスアポンアタイムインチャイナに出てくる主人公です。
あっちの方が無双してるしドニーイェンも出てるのでまずそちらを見てください


アンソニーウォンとハーマンヤオが再びタッグを組んだイップマンは面白かった。
キャストも豪華で中国映画を見てる人ならドニーのイップマンより明らかにこっちの方がニヤニヤするでしょう。そのくらいハーマンヤオの人望が厚いという事でしょうか
セットも当時の香港に忠実でお金が凄い掛かっている大作なのですが、日活なので宣伝が全くなかったのでしょう。
日活はエロじゃないとやる気でないのかな?
良い映画が凄い埋もれてますけどええんか?



話を戻して
アンソニーウォンは1年間詠春拳を磨きエリック・ツァンと組手をしますがとてもよく出来ているので見応えあり。
エリック・ツァンも師範みたいな風貌で見れて最高。
弟子達の群像劇もしっかり描かれておりバランスが整っている。
思想も哲学も含まれておりイップマンを知りたければこっちを見ろ!!と満を持してオススメしたい一本
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