2021.1.6
自宅PCにて鑑賞
会社の重役が誘拐される事件が発生し、ロス市警から帰国したばかりの新人刑事はベテラン警部とコンビを組んで捜査に乗り出す。犯人は別会社の重役に身代金3億円を延々運ばせその受渡しにテレビ中継を要求、運び役は死亡/重体となり身代金は奪われる。必死の捜査から、誘拐の第一通報者からベテラン警部までみな26年前の公害事件の被害者であり、事件を世間に知らしめるために劇場型犯罪を共謀したと分かる。
「オリエント急行殺人事件」×劇場型犯罪。
伏線を張ってのどんでん返しではないのと、みたことのあるトリックなので意外性がなく、構えからすると悪印象。
老人が息切らして走るシーンが映画の半分を占めるのも仕方ないとはいえ、もう少しやりようあったように思う。
雑踏での群衆モブシーンは凄い。木村大作。
