60点
登場シーンから吉行和子が艶々でエロい。
そういう対象なのがすぐ分かるというのがもうエロい。
藤竜也も頭空っぽな男で吉行和子をそういう対象にしてるのがすぐ分かるというのがもうラストの展開まで…
不倫、殺人、逃避行。オペラ的展開は「まさかそんなひどいことはしないだろう」と客に先の展開を予想させるが、臆せず視覚化される「ひどいこと」の迫力が凄まじい。村社会の陰湿さは東洋的。陰の黒さと原色の照明…
>>続きを読むアダルト版日本昔ばなしといった感じ。汗に湿った肉体のくどさとムラ社会の狭さにぞっとする。吉行和子が自宅に火を付けて焼身自殺を図るシーン、降霊術っぽい作り込まれた美術に戸田重昌が溢れていた。佐藤慶が一…
>>続きを読む技術も演出も素晴らしい。問題は脚本。ふたりの愛が高まる流れと、殺害してからの狂おしさが見えてこない。怪談映画調にしようとするあまり、そこを切り捨てた感じもするが。
ラスト近くは、役者陣の演技力もあり…
拓ぼんの警官役よかったですよ。いい味出してました。藤竜也は相変わらず藤竜也でした。『愛のコリーダ』と違ってホラー要素が強く、あまりのれなかったですね。最初のほうで藤竜也がお菓子買ってくるシーンがいい…
>>続きを読むこれも実話に基づくとの事らしいが
阿部定に比べると既知感が否めない。
まるで大人の「日本むかし話」のようで賞取りの要素が満載のR指定怪談話。
映像の仕掛けや構図。
風景描写や色彩は美しいしTHE…
素晴らしい作品だった。前作と同じくヨーロッパの方々に対して、こんな日本を見せたら喜ぶやろ的ツボを押さえた芸術性高い背景設定、世界各国共通する普遍性のある男女の情念。
僕らが初めてこの人を知った3年…