上海十月

赤塚不二夫のギャグ・ポルノ 気分を出してもう一度の上海十月のレビュー・感想・評価

1.5
赤塚不二雄のドキュメンタリーがここ数年事あるごとに放送されていて本人自体がギャグというか作品化しようとしていた時代。盟友山本晋也を使ってポルノ映画を製作。冒頭の柄本明からギャグとは言えない常人では理解できない発言からスタート。本人も登場してカオスの様相。これ面白いというのは厳しい。タモリも出てるが気がつかない。音楽は、所ジョージと坂崎幸之助。この時代は、シュールで取り止めもない事をやるのが文化的な笑いで、わかるわかると言っている奴が文化人ヅラしてる時代だった。脚本に高平哲郎が入っている。当時の笑いというかユーモアは、この辺りが一般的だった。この後に漫才ブームがやってきて全てを押し流してしまう。
上海十月

上海十月