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不気味なものの肌に触れるのstay9oldのレビュー・感想・評価

不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)
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さわることとさわらないこと。
触れて良いことといけないこと。

その境界線は、自分たちが思っている以上に曖昧なようだった。

付かず離れずの関係。

わかるようでわからない会話。


度々映される水面は、どんどん色が濃くなっていき、まるで深淵へと向かっていくような感覚を覚える。




未だに存在していない「FLOODS」が観てみたい、と頭の片隅では思いながらも、この作品はこのかたちで完成されている気がする。

あのなんとも言い難い表情ができるのは、やっぱり染谷くんだなぁ。
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