懐かしい。もう20年くらい前に観た記憶がある。
モキュメンタリーの「スバイナル・タップ」の原型。
架空のバンド「ラットルズ」〜まぁビートルズのパロディ版ですね。
の栄枯盛衰ドキュメンタリー形式。
ミック・ジャガーやジョージ・ハリソンやダン・エイクロイド(こっちは本物)が「俺たちにとってのラットルズとは」をシミジミと語ったりしてるのがめちゃくちゃ面白い。
マネージャーがラットルズをマネージメントしようと思った決め手は「スラックスがピッタリしてて股間のイチモツがハッキリ透けて見えるから」という証言をマネージャー夫人から取り付けるシーンとか、お下品なネタも満載です(笑)
ビートルズの実際に語られた逸話などをパロって大真面目な顔して演じるのは、やっぱりイギリスのギャグセンスなんだろうなぁ。
あと凄いのは、エリック・アイドル達「ラットルズ」メンバー俳優陣が、実際にバンドを組んでこのパロディ映画のために「いかにもビートルズの『あの曲!』と分かるパロディソングの数々」まで披露してるところ。
ビートルズの「オール・ユー・ニード・イズ・ラブ」の出だしのフランス国家「ラ・マルセイエーズ」をパロって「まぁるい緑の山の手線〜♪」(元歌は「リパブリック讃歌」…アメリカの民謡)が出てきた時は吹き出してしまったw
この作品、日本語吹き替え版もあって、エリック・アイドルの声は広川太一郎さんがやってる。あの軽妙でマイルドな語り口は今聴くとすごく高田純次w