みゆたん

小さいおうちのみゆたんのネタバレレビュー・内容・結末

小さいおうち(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

こないだの「オーケストラの少女」見たときにも書いたけど、「小さいおうち」の劇中で「オーケストラの少女」のことを語るシーンがあるって情報をゲットしたのよ。
そんなん聞いたら見ちゃうよね。気になるんだもん笑

というわけで早速見た♪
うん、出てきた。思ったより序盤に出てきた‪w
でも映画の話というより劇中の指揮者のことを話してたかな。てかあの映画の指揮者役のおっさんはホンモノの有名指揮者さんだったのね。いやぁ勉強になったわぁ~

正直、この情報を知らなかったら全く見る予定じゃなかった作品。
これがびっくりするくらいの大当たり!!

山田洋次監督ってのもあるかもしれんけど、やっぱ日本人の心模様を描く作品作るの上手いよね。
フィルマのジャンルがサスペンスになってるけど私はサスペンス2割、恋愛8割に感じたかな。

戦前・戦中の東京が舞台
東北の雪国から女中としてやってきた東京の「小さいおうち」で働いた娘時代。
その日々を回顧録としてノートに書き貯めるおばあちゃんのお話

私がとやかく言うよりとりあえず見て!
すっごいいい話だから♡
原作本も速攻買いたくなるレベルだから!!
(まだ買ってないけど、近々買うと思う笑)

これは万人にオススメできる名作♪



こっから先にネタバレというか私の思ったこと。
映画見るつもりの人は見ちゃダメよん‪

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全体的には ほぼ恋愛映画だけど、この映画がサスペンスってジャンル付けされてる理由は おばあちゃんがどうやって亡くなったか?ってことを推理してねってことだと思うんだけど違うのかな??

ま、とりあえず。。。

最初、黒木華は吉岡秀隆のことが好きなんだ。女中っていう身分のこともあるし松たか子には何も言える訳もなく見守るしかないし、これは切ないわぁ~って見てたけど、なんかモヤモヤするって思ったのよ。

あ、違うな、この子 吉岡秀隆じゃなくて松たか子のことが好きなんだ。しかもこの湧き出る感情に正直に生きることは時代的に完全にタブー。自分が異常なのかもしれないって悩む姿があの表情なんだ!って思い始めたら私の中のモヤモヤが無くなったの。で、ボーイッシュ中嶋朋子のセリフで完全に確信に変わった!

そっからの あの運命の手紙のくだりよね。
うわぁー思い出したら切なくなってきた💦
そら、自叙伝 書きながら泣くわ。

てか、そもそも なんで自叙伝書いたんだろ。 どう考えても墓場まで持ってくレベルの秘密なのに。。。
気持ちの整理をしたかったのかな。

でもあれを書いたことで、自責の念がMAXになって




給湯器でガス自殺したってことか
(これ、私が思った答え)





でもそんな単純な話なのかな?ってのも思うんだよね。
遺品の中から「小さいおうち」の絵が出てきたってことは、どこかで吉岡秀隆には会ってるはずだし、もしかしたら坊ちゃんのその後のことも知ってたかもしれないし。。。

しまった。
頭を整理するために書いたつもりが余計モヤモヤしてきた笑

やっぱ原作本も買ってみようかな
真逆な解釈してる可能性もあるし、読んだら新しい発見ありそうだし🙄
みゆたん

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