なやら

警視庁物語 深夜便130列車のなやらのレビュー・感想・評価

警視庁物語 深夜便130列車(1960年製作の映画)
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基本的にカメラが追うのは聞き込みや尾行、足を使いまくった捜査。当時の景色やそれとなく伝わってくる文化風俗が楽しい。
東京と大阪、愛知など舞台がコロコロ変わって魅力増幅。
東京の捜査本部の窓には東京タワー、大阪のには大阪城がこれでもかという程ハッキリ映り込むのが印象的。他に高い建物がないご時世。メチャ目立っていた。
クライマックスの列車内張り込みはきっちりとサスペンスしていてハラハラする。全体通して過不足のない良質なプログラムピクチャーといった趣き。面白かったー。
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