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捕えられた伍長
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『捕えられた伍長』に投稿された感想・評価

大脱走よりも寧ろ『第十七捕虜収容所』で、捕虜とは思えない楽観性を波及させているがベッケルやブレッソンのような緊張感も強かに持ち合わせている傑作。
単独脱走を試みる元士官が、外壁まで到達し得たか否かを知るためには収容所内でひたすら秒読みを続けるしかない男たちの接写(直後の銃撃音)は、抜歯シーンからの落差によって活きるわけで。

ルノワールには決して完全な「悪」が登場しないことは周知の通りであるがここでも捕虜は勿論、監視や哨兵でさえ彼らは自身の責務を全うしているのであって、あの素晴らしいとしか言いようのないラストを目にして確信するのは、結局『大いなる幻影』から何も変わってないじゃないかという深い安堵感なのだ。
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

4.0
【ジャン・ルノワールの大脱走】
カイエ・デュ・シネマのベストに選出されたジャン・ルノワール『捕えられた伍長』を観たら、びっくりするほど『大脱走』で驚かされた。

脱走しては捕まってを繰り返すことでクリシェを形成し、そのパターンで面白さや切なさを引き出す。まさしく『大脱走』である本作だが、『大脱走』にない要素も持ち合わせていた。それはロングショットと室内ギミックの豊富さである。「トイレに行ってくる」と言って、外にぽつんと設置されているトイレへ向かう。これをロングショットで捉える。それにより、観客に彼らがどのように脱出するのかを予測させる筋道を与える。実際に、近くに停まっていたトラックを使うことになるのだが、そのトラックは外へ行くものではなく、土砂を運ぶだけのもので脱出に失敗する。また、土砂を運ぶ施設内が工場見学好きにはたまらないほど入り組んでおり、これが脱出への好奇心を掻き立てていく。そして計画、脱出、捕獲をひたすら繰り返していき、不屈の精神から来る熱さがどんどん面白さへと繋がっていく。ジャン・ルノワールはそこまで認識していない監督であったが、めちゃくちゃ面白い監督だなと感じたのであった。
ひろ

ひろの感想・評価

4.0
登場人物が皆、魅力的で面白い。何度も脱走して失敗する姿も、フランスびいきの酔っ払い爺さんに絡まれるのも、ハプニングが全部笑える。
画面奥で脱走する為に鍵を開けてるのを照らす光と、画面手前でそれを見つめる仲間達の縦構図が最高。
主人公らが画面左から右へ葬列に紛れてバレないように歩むのと、画面奥から手前へ警察に連行される脱走兵が十字に交わる瞬間が面白い。
この作品は、『キッズ・リターン』よりも遥か前に同じ名言を放ってる。

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