ヤスマサ

ブルドッグのヤスマサのレビュー・感想・評価

ブルドッグ(2003年製作の映画)
2.0
妻を殺された麻薬捜査官のリベンジ・アクション。
麻薬組織の大物メモ・ルセロを逮捕したショーン・ベター(ヴィン・ディーゼル)は、ある夜、自宅を襲撃され、妻のステイシーを殺されるが、襲撃犯から闇社会で新たに台頭したという「ディアブロ」の名を聞き出す。

ストーリーはリベンジものとはいえ、私刑を下す感じではなく、ほぼほぼ麻薬組織の摘発に徹することに少々拍子抜け。
メキシコ国境の街から始まる映像は、照明具合や露出調整で陰影を強く出し、のっけからダークな雰囲気を出してたのに…。
ディアブロの名前が出てくると、三つ巴になるのかと思わせるが、最後までその正体は明かされない。
ショーンの復讐とルセロの復讐で利害の一致が見られるシーンもあり、ストーリーの行方に盛り上がりを期待したが、終盤でディアブロの正体が分かると、納得と同時に疑問を感じぜずにはいられない話しに、残念で堪らない。
理解力が足らなかったのかなァ…、と感じる作品。
ヤスマサ

ヤスマサ