お見事！美しくかっこいい！哲学的な大人の映画です。ファスさんはホントにいいなー。鑑賞後隣の女子大生が「全然意味不明でやばたん！」って言ってたけど、謎解きやスリルでスッキリする類いの話じゃないんだよ、って祖母祖母しい気持ちになったのでした。“復水盆に帰らず”とか“悪人と普通の人に大して違いはない”とかそういう話ですね。大事な瞬間のずっと前に岐路は決定づけられている、というあのおじさんのセリフが痺れた。当初キャスティングはキャメロンの役がジョリ姐だったらしいけどキャメロンで良かったように思う。キャメロンの陽性のクレイジーさが似合ってたし画的にずっと親しみやすかったから。ブラジリアンワックスを支持します！
