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悪の法則のGINのレビュー・感想・評価

悪の法則(2013年製作の映画)
3.3
超豪華キャストとリドリー・スコット監督が放つ、魅惑の心理サスペンス!
危険なビジネスに手を出した男の運命を描く。

2013年制作。
全ての始まりは、ある弁護士が軽い気持ちで裏社会のビジネスに手を染めたことから始まった。
美しい恋人ローラとの輝かしい未来を夢見た彼の欲望は、周囲の人を危険な事態に巻き込み、日常を揺るがしていく―。

話がテンポ良く進むので退屈しない作品だ。
スリリングで、スキャンダルで、スタイリッシュでもある。
ほんの出来心でハマってしまった悪の罠。
危うい綱渡りをしている主人公が、闇渦巻く泥沼にハマってしまい、抜け出すことができなくなる過程を見ていて、「まぁ、そうなるわなぁ」と😏
劇中でのセリフ「裏社会に足を踏み入れ“自分は無関係"とは甘すぎる」とはよく言ったもんだ。
はたして罠にはめた黒幕は一体誰なのか?
後半は、張り詰めた緊迫感で見応えがあったけど、話の閉め方が好きじゃない。
スッキリしない後味の悪さと言うか、物語に救いがなくて面白くなかった。

俳優さんでは…
弁護士(カウンセラー)…マイケル・ファスベンダー
ローラ…ペネロペ・クルス
マルキナ…キャメロン・ディアス
ライナー…ハビエル・バルデム
ウェストリー…ブラッド・ピット
…と実現不可能なくらいの超豪華キャスト!
監督がリドリー・スコットだからこんなにハリウッドスターが集結したのかな?
でも、こんなに俳優さんが豪華なのに、秀逸な作品を築けなかったのは痛かったかな。
でもまぁ、とりあえず美脚全開のセクシーなキャメロン・ディアスが良かった😆
劇中の言葉を借りるなら“美しい死神”。
存在感のある(貫禄すら感じる)魅力的な演技だったと思います。
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