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ルノワール 陽だまりの裸婦のZEPHYRのレビュー・感想・評価

3.3

1915年、コートダジュール。
画家ルノワールは妻に先立たれ 、
さらに息子のジャンが戦地で負傷した事で
作品に取り掛かれれず、失意の底にいた。

そんなある日、亡き妻から依頼されたと
ルノワールの前に現れたモデルのアンドレ。
彼はアンドレの美しさに心を奪われ、
自身最後の作品「浴女たち」の作製に取り掛かる。


作品は知ってても人物像を知らないルノワール。
そんな彼について知りたいと思っての鑑賞。
しかしルノワールの物語と言うよりは
アンドレと息子ジャンの物語だったので
期待していた話を見られなかったのは残念。
でも史実を元に再現されたアトリエや
創作の環境が観られたのは良かった😌

描かれる女性の美しさは勿論だけど
緑や水といった豊かな自然を感じる作風は
そんな環境を好んでいたからなのかな、
とか思ってみたり。
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